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高耐薬品性(耐酸性良)エポキシ樹脂 EX-2560

特徴

本製品は耐薬品性に優れるように設計されております。エポキシ樹脂は耐酸性に弱い傾向にありますが、そのデメリットを克服するべく開発された商品となります。
可使時間がある程度あり25℃×16時間以上で80%程度の硬度となり、25℃×48時間後には最終硬度とほとんど変わらない程度まで硬化しまので作業性に優れております。
低粘度液状な為、積層やライニング用途に適しております。



代表性状
性状項目 EX-2560主剤 EX-2560硬化剤
外観 無色又は淡黄色透明液状 黄褐色透明液状
重量配合部数 100部 50部
粘度 mPa・s 25℃ 1300 180
比重 1.15 1.00
配合粘度 mPa・s 25℃ 540
可使時間 150g 25℃ 60分
硬度 デュロメータD
25℃×7日間硬化品
81
熱変形温度 HDT
25℃×7日間硬化品
47℃
引張せん断接着強さ(鉄×鉄)
25℃×7日間硬化品
18MPa
建研式接着強さ(コンクリート)
25℃×7日間硬化品
コンクリート破壊


耐薬品性試験
本製品を混合後25℃×7日間養生したのちに、25℃の一定の温度にした各試験液に所定の日数含侵させた後試験前後の重量変化率を測定した結果となります。

 
試験液 1日後 7日後 1ヵ月後
           
水道水 0.07wt% 0.19wt% 0.36wt%
5%塩化ナトリウム水溶液 0.07wt% 0.17wt% 0.33wt%
5%塩酸水溶液 0.15wt% 0.27wt% 1.04wt%
5%硫酸水溶液 0.21wt% 0.36wt% 0.61wt%
5%酢酸水溶液 0.25wt% 0.47wt% 0.83wt%
5%水酸化ナトリウム水溶液 0.07wt% 0.16wt% 0.32wt%



使用方法
@準備 被着材側にホコリや油分・水分等がある場合には、接着不良の原因となる事がありますので除去を行って下さい。

A混合・計量 気温、配合量によっても変わりますが、可使時間を目安として一度に使い切れる量の主剤と硬化剤を重量で配合比となるよう量り取り、均一な状態になるまで十分混合して下さい。

B注入・塗布・接着 可使時間内を目安として注入・塗布・接着等を行って下さい。

C養生・加熱硬化 適切な養生期間を設けてください。加熱硬化する場合はすぐに温度を上げてしまうとダレや被着材への吸込みが起きてしまいますのである程度の固まり状となってから加熱硬化させるようにしてください。



使用上の注意
本品をご使用の際は下記の点に注意してご使用ください。
・安全データシートを確認の上ご使用ください。
・塗布面の材質によっては本製品により変質する場合があります。予め目立たない場所などで試して問題ないことを確認後使用ください。
・取り扱いには不浸透性の手袋や保護メガネ等適切な保護具を着用して下さい。
・保管は開封済み、未開封に関わらず風通しの良い屋内の冷暗所にて保管してください。




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