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透明注型用エポキシ樹脂 ER-1412×EH-1509

特徴
弊社透明注型用エポキシ樹脂の中でも混合粘度が低く硬化が遅いタイプとなります。

本製品はエポキシ樹脂の短所である紫外線等による黄変に対処するべく、特殊変性を行い耐候性を上げ、難黄変タイプに設計されており、透明度が高く黄変しにくいエポキシ樹脂となります。
低粘度液状な為、注型用途に適しております。業務用のレジンクラフト、ウッドレジン、レジンテーブル等意匠性に優れた製品の製造が可能です。
着色が可能です。青系統の染料を後添加しブルーイングすることにより、よりクリアな樹脂に見せることが出来ます。
ゲル開始後は収縮を抑える為、ゆっくり固まる様に設計されております。



代表性状
性状項目 ER-1412主剤 EH-1509硬化剤
外観 無色又は淡黄色透明液状 無色又は淡黄色透明液状
比重(25℃) 1.13 0.95
重量配合部数 100部 31部
可使時間25℃・150g 60分
脱型可能時間
(5o厚25℃環境下で最低限の塊上となる目安時間)
50時間
配合粘度 mPa・S 25℃ 180
硬度 デュロメータD
25℃×7日間硬化品
78
引張せん断接着強さ(鉄×鉄)
25℃×7日間硬化品
18MPa
熱変形温度 HDT
25℃×7日間硬化品
45℃



使用方法
@準備 被着材側にホコリや油分・水分等がある場合には、接着不良の原因となる事がありますので除去を行って下さい。

A混合・計量 気温、配合量によっても変わりますが、可使時間を目安として一度に使い切れる量の主剤と硬化剤を重量で配合比となるよう量り取り、均一な状態になるまで十分混合して下さい。
※混練する際には、鉄等の金属の使用を避けてください。酸化反応により赤みがつく事があります。

B着色 クリアな質感を出す為に青色の染料等を混合する事ができます。Aの作業と同時に行う事ができます。染料は油性のもの御使用下さい。

C真空脱泡 泡の問題等がある場合には真空脱泡器等を使用し泡の除去を行って下さい。

D注入・塗布・接着 可使時間内を目安として注入・塗布・接着等を行って下さい。

E養生・加熱硬化 適切な養生期間を設けてください。加熱硬化する場合はすぐに温度を上げてしまうとダレや被着材への吸込みが起きてしまいますのである程度の固まり状となってから加熱硬化させるようにしてください。2cm以上の厚みの注型をする場合には予めお試しいただいてから使用して下さい。



使用上の注意
本品をご使用の際は下記の点に注意してご使用ください。
・製品安全データシートを確認の上ご使用ください。
・塗布面の材質によっては本製品により変質する場合があります。予め目立たない場所などで試して問題ないことを確認後使用ください。
・取り扱いには不浸透性の手袋や保護メガネ等適切な保護具を着用して下さい。
・保管は開封済み、未開封に関わらず風通しの良い屋内の冷暗所にて保管してください。



透明注型樹脂比較表
主剤 ER-1412
硬化剤 EH-1413 EH-1509 EH-2176 EH-2300 EH-2353
可使時間
25℃・150g
16分 60分 15分 10分 60分
配合粘度
25℃ mPa・s
600 180 660 370 360
脱型可能目安時間
25℃ 5mm厚
16時間 50時間 10時間 14時間 48時間
硬度 デュロメータD
25℃×7日間硬化品
66 78 82 75 80
熱変形温度 HDT
25℃×7日間硬化品
36℃ 45℃ 57℃ 49℃ 51℃





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